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神戸製鋼改ざん問題!隠蔽組織に立ち向かう管理者になれ!


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神戸製鋼が、少なくとも10年前から、組織ぐるみで強度データを改ざんしたというニュースが流れました。

 

この部品が、車や飛行機に使われているというから、驚きです。

 

このニュースを聞いて皆さん何を感じましたか?

 


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『組織ぐるみ!?信じられない!!』

 

『本当にこんな杜撰な会社があるの!?』

 

まぁ大半の方は、そう感じましたよね?

 

しかし組織に囲まれた中で製造業をやっている私にとっては、そこまで珍しくもない出来事なのかな?と思ってしまいます。

 

それはなぜか?というところで本日は

知られざる縦社会の実態を、私の実体験を基に話させて頂きたいと思います。

 

尚、ウソは堂々と公開できませんので、もちろんノンフィクションとなってます。

 

少し長いですが、下記の通り順をおって話しますので、もし興味のある方はご覧になって下さい。

 

1・私が以前いた部署の立場

 

2・異動によって浮彫となった衝撃の真実

 

3・真実を知ったときの行動

 

4・正直者に待ち受けていた現実

 

5・上司と部下からの攻撃

 

6・一皮むけた考え方の変化

 

7・自分に残された武器とすすむべき道

 

8・苦難から得られたもの

 

9・最後に

 

 

 

 

1・私が以前いた部署の立場

 

 

私が今現在いる『B部署』に来る前の話になります。

 

当時、A部署にいた私は『B部署が優秀だ』という話をよく聞かされてました。

 

そこには『すぐに目標を達成させてしまう、とても行動力がある優秀な間接スタッフが揃っている』と。

 

そのとき私は、A部署でがむしゃらに頑張っていたつもりでしたので

『B部署や他の部署は、そんなに優秀なスタッフが揃っているのか…きっとすごいんだろうな』

と、他部署のプロジェクトの進め方にとても関心を持っていました。

 

 

弊社のプロジェクトの進め方というのは

3週間連続で目標を達成させないと、いつまでも『改善⇒結果⇒報告』というサイクルで、終わることのない仕事をしなければなりません。

 

そのときは他部署はすぐに目標達成していたため報告義務が解除され、私の部署はいつも最後の最後まで報告が残っている状態でした。

 

毎回怒られながら、大変な思いをして報告してましたね。

 

でも当時は『他部署のように上手くプロジェクトを進めなくては』という気持ちで仕事をしていました。

 

 

 

 

 

・異動によって浮彫となった衝撃の真実

 

 

そこから数年後。

 

私が以前いたA部署から、現在のB部署に異動したときのことです。

 

プロジェクトの引き継ぎを行っており、報告資料と実際の現場を確認した私は衝撃を受けます。

 

もう大体お分かりかと思いますが

それは会社に提出する、実生産時間、安全・品質の指標の数値など、全てが改ざんデータだったのです。

 

こんなの到底達成できる訳がない!といった数字が、実績として会社に報告されていた訳です。

 

そして、何年もその改ざんデータで報告していたがために

その目標値は膨れ上がり『ウソにウソを塗り固めた高い目標値』となっていた訳です。

 

しかし今更この実態を会社に話せば、大混乱を招きます。

 

 

私に残された手段としては、この目標を何とかして達成させるしかないということだと思いました。

 

私は当時の管理者や、スタッフに文句を言いました。

 

『何で改竄なんかするんだ!?何もいいことないじゃないか!お前らの達成感はどこからくるんだ!?』と。

 

そしてそこでも、とんでもない答えが帰ってくるのです・・・

 

『C部署だってD部署だって皆やってるよ!バカ正直になんか報告しないよ!』

 

私が聞いた信じられない言葉は

 

なんと他部署の殆どが、改ざんしたデータを会社に報告していたという事実でした。

 

 

 

 

真実を知ったときの行動

 

 

そういう事実を知ったものの、解決案が浮かばない私は、その改ざんデータから設定された目標値を達成させるために、誰に何を言われようと、がむしゃらに頑張りました。

 

が、今まで積み重ねてきたウソが、そう簡単には達成させてくれません。

 

 

そして皮肉にも、会社から見られる私の評価はこうです。

 

『私が管理者になってから、途端に数字が悪くなった』

 

隠していた生産性実績、労災、不具合、そういったものも赤裸々に表に出すようになったからですね。

 

しかもそれを正直に晒すことで、部下やスタッフ部門からの評判も、徐々に厳しいものになります。

 

全員がぬるま湯に浸かるためにデータを一生懸命改ざんし、日々平和に終わっていたはずなのに、上司が私のようなバカ正直者に変わったもんですから、それはもう大変!

 

『せっかく気持ちよくぬるま湯に浸かっていたのに、何てことをしてくれるんだ!』となった訳です。

 

そして昔から優秀だと言われてきたB部署の間接スタッフが、赤裸々に数字を晒す私を説得するために、交渉してきます。

 

『このデータ、達成できる見込みがないので、改ざんしてもよろしいでしょうか?』

 

そのとき私は思いました。

 

『これが、あれだけ優秀だと呼ばれていたヤツらの実態か』と。

 

 

そして私は、何度も、何度も、何度も、彼らに言いました。

 

『その手の相談は、私の前で二度とするな』

 

『そういう話の融通は、この社内で一番利かない人間だと思ってくれ』

 

このダメな風土と悪のサイクルを断ち切るために、嫌われても何でも、私が最後の砦だという思いで、断固として頑張っていたつもりでした。

 

 

更に言うと、もし当時の私が、そのとき組織の流れに屈していたら、今現在も殆どのデータが、改ざんデータだったことに間違いありません。

 

こんなこと自信は持ちたくありませんが、それだけ腐った風土だったということです。

 

 

 

4・正直者に待ち受けていた現実

 

 

しかし、そんな私が待ち受けていた現実は過酷なものでした。

 

上司からの評価、部下からの評判、全てガタ落ちです。

 

『お前は、がんばりすぎ』

 

『下がついてこれない』

 

その評価を落としてきた上司も、ウソのデータだということは知っています。

 

そして、私がどうすることもできないことを知りながら、自分にとって当たり障りのない心地よい状態を求めてきます。

 

つまり『ぬるま湯のまま、データを改ざんし続けて会社へ報告するしか方法はないだろ?』という無言のプレッシャーをかけてくるのですね。

 

そして改ざんデータがバレたら、私の肩をもつきもさらさらない訳です。

 

ここのヤツらは頭の先からつま先まで、『信念』のかけらもねぇ。

 

そう思った私でしたが、そのときはどうすることも出来ずに、自分を信じて突き進む方法しかありませんでした。

 

 

 

 

上司と部下からの攻撃

 

 

その頃の私の上司は、本当に実態のない上司でした。

 

私が普段、何をやっているかなど知りもしませんし、現場や成績にも関心がなく、技術的な仕事やアドバイスは一切しません。

 

そんな上司がやることといえば、私の見えないところで、私の部下に『私の欠点を聞くこと』くらいでした。

 

『アイツはどうなんだ?なんでもいいから言ってみろ?』と、陰口大会です。

 

 

そしてその時ある部下は言います。

 

『もう疲れました。監督者を降りたいです』

 

上司は、そういう負の言葉を聞ければもう大満足です。

 

その一言に輪をかけるようにして、私を来賓会議室まで呼び出します。

 

『君の評判はこうだ』

 

と見せられたものは、実態がなく仕事とは関係のない、ズラリと悪口を並べたメモでした。

 

 

確かに私は、その上司に時折逆らい口論となっており、正直好かれていなかったとは思います。

 

そして口論になっても全て理屈で返されるため、たまには私をギャフンと言わせたかったのでしょう。

 

つまり、その上司が私の部下を味方につけて、私だけに総攻撃を仕掛けてきたということです。

 

しかしそれに屈していては、いつまで経ってもこのまま。

 

現状打破できませんし、私には他人の言葉など聞く耳持たずに考えを貫く『強い信念』があります。

 

なので、どんな攻撃を受けようが、とことん突っ走ります。

 

なにせ未来を見据えて、今の数字を何とかしないと、来年も、再来年も、どうすることもできないのですから。

 

そして私が来る前に無法地帯であったこの職場は、いつ労働災害で死人が出てもおかしくない。いつ会社が傾く不祥事が起きてもおかしくない。

 

そんな状態だった訳です。

 

誰に何を言われようが、必死で頑張りました。

 

自分なりにアクセルを緩めたり踏んだり調整もしてきましたが、それに耐えられない部下も、正直何人も脱落してきました。

 

 

しかし、そんな腐りきった風土が一気に変わる訳もなく

『強引なスタイルでやっている割には、結果がついてきてない』と判断されます。

 

その時期は、末端作業者以外の評価があまり得られず、ついにはその上司から社長に話をされ、社長室にも呼び出されるといった始末。

 

上からも下からもプレッシャーをかけられた、苦しい時期でしたね。

 

正直、A部署では誰からでも支持がありましたが

B部署に移っただけで、こんなに支持率が変わるとは思ってもみませんでした。

 

 

 

 

 

6・一皮むけた考え方の変化

 

 

その頃から考え始めました。

企業とは、組織とは、何だ?と。

 

ウソ、改ざん、てごねを引いているヤツが上に立ち、部下を自分の盾にする。

 

気に入らないヤツは排除する。

 

そういう人の部下は、うるさくなく、おだて上手なヤツがなる。

 

そしてまた、一人のダメ上司が出来上がる…

 

そんなもんなのか。組織や会社とは、結局はそういうことなのか。

 

正しいことをやるには、偉くなるしかない。

 

しかし偉くなるには、自分も汚いことをしなければなれないのも事実。

 

それを踏まえて、自分が今持っているものは何だ?

 

今できることはなんだ?

 

この頃から、自らの立場を客観的に見た場合に、何ができるのか?を考えるようになりました。

 

 

 

 

 

7・自分に残された武器とすすむべき道

 

 

それからはというもの、自分に残されたものは何か?毎日が自問自答です。

 

そして、目的目標、自分がもっているものなどの、全ての事実をまとめます。

 

 

将来の目標は?

 

目先の目標は?

 

人生のゴールはなんだ?

 

会社に来る目的は何だ?

 

管理者をやっている目的は?

 

残された武器は何だ?

 

部下は何人だ?

 

立場は何だ?

 

休み時間は何をしているんだ?

 

帰ってから何をしているんだ?

 

休日は何をしていたんだ?

 

資格や免許は何があるんだ?

 

資産はいくらあるんだ?

 

特技はなんだ?

 

 

 

『自分に足りないものはなんだ!?』

 

 

 

そして、事実を一紙にまとめた上で、ある結論に辿り着くのです。

 

 

 

俺には…

 

自分の人生の目標に対し

 

持っている武器が少なすぎる。

 

 

 

ああ、俺は今まで…

 

会社に依存し過ぎていたんだな。と。

 

 

 

 

 

 

 

 

8・苦難から得られたもの

 

 

会社に依存しすぎていたという結論に達してから

『今の会社が無くなったら、今クビになったら、どう稼ぐ?』と、常に考えるようになりました。

 

大半の皆は、今の暮らしができなくなることが怖いから、自分の身を守り、プレッシャーに負けて改ざんし、ぬくぬくとしたぬるま湯に浸っているのです。

 

そう思うと、人生の目標値が低い位置であったり、今まで居心地が良い環境にいたら、絶対にこの考えには達しなかったと思うので

 

やはり困難に立ち向かわなければ、人間成長しないのだなと感じましたね。

 

 

今となっては、苦境に逆に感謝したいくらいです。

 

 

 

そこを乗り越えて、初めて

『人生の遣り甲斐が見えてくる』と感じました。

 

 

因みに今いるB部署は、その時の苦労もあり、今や実質No1の実績だと自負しております。

 

大した問題も発生しなくなり、監督者やスタッフ部門との関係も今や円満ですね。

 

この前も楽しく飲み会もしましたし順調であると認識してます。

 

でもあの時の苦労がなければ、今はありません。

 

上辺だけの関係になっていたはずです。

 

あの時に、誰にも屈しない、腐った組織に流されない、という強い信念があったからこそ、こういった結果になった気がします。

 

 

 

 

 

9・最後に

 

 

さて、長い話も最後になりますが

 

 

きっと組織ぐるみで隠蔽していた神戸製鋼も、社長や役員には見えない大きな裏のチカラが働いているのだと思います。

 

それに気づけるような上層部がいなければ、氷山の一角を摘み取ったというだけで、話は終わってしまうのではないでしょうか。

 

こういった体質の裏側には、大抵根深い悪の根本原因があります。

 

それを断ち切る強い信念の持ち主が、会社をリードしていける唯一の存在なのです。

 

社員の方、特に中間管理職の方は、是非隠蔽体質に飲まれない強い信念を持って、立ち向かって頂きたいと思います。

 

あなたが闇に飲まれたら、この会社はもう終わりだ!という砦です。

 

 

その砦になるには

『あなたが自身が会社に依存しない力をつけること』

 

 

私には、それが一番の方法のように感じます。

 

 

 

 

それでは長くなりましたがこれで完結したいと思います。

 

最後まで閲覧頂き、有り難うございました。

 

 

 

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