こんにちは。PIYOです。
今日のヤフーニュースでこんな記事を見つけました。
ちょいちょいちょい…
何を考えているんだこの記事は…
夏休みシーズンが到来、アカエイを釣ったら食べてしまおう!とか、子供たちが簡単にやってしまいそうなことを注意書きもせずに簡単に書いてるけど、どんな生物か知っているのでしょうか。
確かに見た目はかわいいですよ。
しかし、その見た目とは裏腹に、しっぽに毒を持っています。
普通の毒ではありません。『猛毒』です。
ちなみにPIYOは、大洗のサンビーチと、その南のポイントで刺されました。
2回刺されたということですね。笑
なかなか刺されたことがある人がいない(私以外知らない)ので、参考にその時の状況と対処法を載せさせて頂きますね。
最初に刺されたのは、数年前の9月下旬だったでしょうか。
茨城の大洗サンビーチ(海の子)というポイントでサーフィンをしていました。
波が割れてそうなところへ移動するため、サーフボードを片手に、スネくらいの水深を横に歩いていました。私のスネなので、子供でも十分入れる水深ですね。
その歩行中、左足を海に入れたとき、足の裏で『ムニュッ』と何かを踏んでしまった感覚と同時に、足の甲にアイスピックで刺されたような激痛が走り、その痛みで左ヒザがガクッと折れました。
その日は友人と海に来ていて、まだ午前中でもあったため友達を気遣い『少し我慢すれば、痛みも引くだろ』と思い、我慢していました。
しかし、刺されてから20分くらい経った頃、我慢できないほどの痛みに変わってきました。
ウエットスーツを脱ぐのもままならないほどの痛みで、それを我慢することしか考えられなくなり、仕方なく大洗の丘の上にある大洗病院へ友人に運転を頼み連れて行ってもらうことに…
ですが休日だったこともあり、先生は当番医しかおりませんでした。
私は先生に、『恐らくエイに刺された』ということを伝えたのですが、そんなところにエイなんているの?と逆に聞かれ、何もしてもらえないまま時が流れ、痛みは増すばかりです。
ですがその先生は、ひとつだけ毒の対処法を知っていました。
それは『お湯で温める』ことです。
先生に『お湯に足を入れてみて』と言われ、半信半疑で足を入れたら、みるみるうちに痛みが引いてきたのです。
後で分かったことなのですが、タンパク系の毒は、熱で温めると分解されるらしいですね。
しかし、少しでもお湯がぬるくなると痛みが…
先生は応急処置しか知らず、このままでは拉致があかないとのことで、仕方なく大洗の病院から、水戸の赤十字に連絡を取り搬送されました。
その後、足は腫れ上がり、激しい血圧低下、脈拍低下、38.5℃の高熱と戦い、点滴を受けて帰りました。
水戸赤十字も何をしていいか分からなかったみたいですね。
そこで、PIYOの教訓です。
・人が少ない海は注意(エイが人で逃げない)
・5月~10月の濁った海の浅瀬は注意
・海中の基本は、すり足!
・刺されたら、痛みが増す前に上がる(ただちに上がる!)
・お湯は神様!痛みが引くまでひたすらお湯につけましょう!
・痛みが引いたら、病院で訳を話して、切開して棘を抜いてもらいましょう
ちなみにPIYOは、その後患部が化膿して靴も履けず、仕事に影響でまくりました。
完治まで3か月掛かりましたが、最後の方は刺された場所が痒くてかいていたら、何か爪にカチカチと引っかかるものが…
ピンセットで抜いたら、エイの棘でした。
アーロンの鼻みたいで長さは15㎜くらいでしたでしょうか。
こんな形の棘でした。笑
お子さんは、本当に注意して下さい。
そしてなんと、たまたまPIYOの2日後にアカエイに刺されたアメリカ人は、死亡しました。
俺も後を追うのかとハラハラしてましたが大丈夫でしたね(-_-;)
万が一刺されてしまったら、PIYOのブログを読み返してもらえればと思います。
それでは本日も閲覧頂きありがとうございました。