『まだ先でしょ?2040年くらいなら定年退職してるわ。良かったぁ。』
と思っているあなたは、要注意です。
おはようございます。PIYOです。
今日もモーニングコーヒーを飲みながらモーサテを見て1日が始まります。
すると…
『中国がガソリンやディーゼル車の販売禁止の検討』というニュースが流れました。
インドは2030年を目標に廃止検討。
更に今年7月のニュースでは、欧州が2040年には全面廃止すると報道し
これまた大手市場である中国が、先進国の欧州に続いた対応をするということです。
つまり、ガソリン車やディーゼル車の需要が、市場からどんどんなくなっていく
ということですね。
『でもまだ先でしょ?2040年なら定年退職してるわ。良かったぁ』
と思っている方。要注意です。
何でもそうですが、ひとつの会社が新しい技術を出すと、競争が大変激化します。
スマホや自動運転車がそうです。
何でも最初に発売された物の品質は、全然完璧ではありません。
開発が十分ではない状態で、まずは市場に『出したもん勝ち』のような感じで売り出します。
初期のスマホでいえば、誤動作、電池が持たない、分厚く大きいくせに画面が小さい、メモリーが極端に少ない。そんな感じだったでしょうか。
しかし、そんな品質でも
一社が新しい技術を出すと、競争率が一気に高まります。
他社が負けじと、その上を1歩行く技術で、応戦してきます。
そして、2040年とされていた目標が
一歩、また一歩と、どんどん縮まってくる訳です。
今がまだ、電気自動車が全く開発されてない時代ならまだしも、もう完全な電気自動車が堂々と公道を走ってます。
EVスタンドもちらほら見かけます。
はたして、2040年までもつのでしょうか?
それと、もうひとつ心配なこと。
それは需要の『低下』です。
2040年に『無くす』ということは
2040年に『低下させる』ということではありません。
『無くす』と『低下させる』は、全く違いますよね?
つまり、2040年の完全廃止に向けて
生産量がどんどん低下するという訳です。
そして、生産量が低下したら、何が起こるでしょうか?
この先は痛い話になりますが…
はい、『人が不要になります』
もう一度いいます。
2040年までは大丈夫と思っている方、要注意です。
特に…
排気部品や燃料タンクは、いづれ需要が無くなる『減る』と思います。
いや、もしかしたらステアリングやタイヤも無くなるかも知れませんよ?
しかし、排気燃料メーカーである私が
こんなブログを私が書いていいのか…
でももし私の上司に『こんなブログを書くな!社員が辞めるだろ!』などと言われたら、こうお尋ねしたいと思います。
『将来が見える経営ビジョンが明確になっていれば、社員は辞めようと思いませんよ?
それに今プロジェクトも立ち上げず、その計画すら説明できなければ、『2040年までには俺は居ないから、何も考えない。今の自分が良ければいいだけ』と言っているようなもんじゃないですか。』と。
私にはまだ、会社の『業種そのもの』を変える力は到底ありません。
だから皆さん!
今の生活に満足せず、今のうちに、できることをやっておきましょう。
それでは今回も閲覧頂きありがとうございました。