『日経平均の動きが怪しい』
そう思うのは、私だけでしょうか?
確かに先週、チャート的に北朝鮮リスクが和らぎ
日経平均が上昇すると予想しました。
しかし、まだまだ解決していないミサイル開発問題を前に
窓を開けてこれだけの上昇をするのは
想定外です。
機関の嵌めこみに近いような動きですね。
では早速、日経平均の日足チャートを確認したいと思います。
まず私が気になった点は2つです。
1・直近の最高値付近で上昇が止まっている。
2・5日移動平均線からの『乖離(かいり)』が大きすぎる。
この2点ですね。
チャートで説明するとこちらなります。
お分かり頂けたかと思います。
株価は『5日移動平均線に近づく習性がある』と、第60回でご説明したと思いますが、まさにそのパターンですね。
あと気になる点は『窓』の多さです。
チャートにはこの『窓』に対しても『窓を埋めにいく』という習性があるんです。
その『窓』が多すぎるんですよね。
という訳でまとめると
1・直近の最高値。
2・5日線との乖離が大。
3・窓が多すぎる。
下落の可能性あり?となる訳です。
となると、現在の市場を取り巻くリスクが引き金になる?と考えるのが一般的です。
こちらも60回でご説明している通りですが…
今一番市場が敏感な下落ワードは何か?
はい『北朝鮮』です。
そこで、防衛関連株の石川製作所がどうなったかを見てみます。
私の予想では、本日午前中で2,000円を切ると判断してました。
しかし、大して下がらず、午後にかけて戻す展開となったようです。
そうなると
日経平均の下落予想と重ね合わせた結果…
こんな感じのペナント(三角持合い)と呼ばれるチャートになるのではないかと予想できる訳です。
(こちらは石川製作所の日足チャートです)
もしくは、直近の底値まで下げきって
平行した通常のBOX相場になるか?というところですね。
とりあえず昼にこの予想をしましたので
引けで100株だけ成行買いを行って様子を見ることにしました。
皆さんはどう判断されるでしょうか^^?
第60回をご覧頂くと
本日の予想にたどり着く『根拠』が解るかと思います。
それでは本日も閲覧頂き有難うございました。